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【軽自動車でターボは必要?】車選びに必見!ターボのおすすめ理由を徹底解説!

軽自動車ターボ
  • 軽自動車のターボって壊れやすいんじゃないの?
  • ターボって何がいいの?
  • ターボの軽自動車とターボなしの軽自動車の違いを教えて!
  • 軽自動車ターボはどういう種類がある?

軽自動車の購入を考えるときにターボ付きとターボなしのグレードがあってとても悩みますよね?

ターボエンジンは街乗りでも高速走行でも快適な走りを提供してくれますし、ターボエンジン付き軽自動車は普通車並みの走りをしてくれるのに、普通車より経費も安くできます。

元自動車整備士で、8年間自動車のお医者さんとしてさまざまな車のさまざまな症状に直面し治療に従事してきました。今でも軽自動車ターボに乗って毎日通勤しています。

そこでこの記事では軽自動車ターボを所有するメリットとデメリット、どのような種類がありどのようなメンテナンスが必要なのかを解説します。

この記事を読めば、軽自動車を選ぶときに自分にとってターボが必要なのか必要でないのかがすべてわかります。

【作者紹介】ウメサワー
  • 2004年自動車整備士2級の免許を取得。
  • 中古車販売店に就職して4年間整備士として働く。軽自動車から外車まで幅広く扱ってました。
  • 外車のサービスフロントマンに誘われて、外車ディーラーに転職し、4年間整備士として働く。

現在は別の職業についてますが、家では自分の車を整備しています。本当はずっと整備士の仕事をやりたかったですが、給料の安さに耐えられず、結婚を機に転職しました。

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目次
  1. ターボエンジンと普通のエンジン(NAエンジン)との違いを解説
    1. ターボエンジンとはエンジンのパワーを上げる過給機付きエンジンの事
    2. 普通のエンジン(NAエンジン)とはエンジンのみのパワーで走るエンジンの事
    3.  ターボとNAの違いを焚き火で説明すると…
  2. 軽自動車ターボのメリット
    1. 同排気量の車でもパワーある走りができる
    2. 普通車より経費を安く抑えられる
      1. 自動車税の優遇
      2. 保険料の低さ
      3. 車検費用の低さ
      4. 駐車場の軽自動車専用場所の設定や高速代の優遇
    3. 上位モデルでの設定が多いので装備が充実
  3. 軽自動車ターボのデメリット
    1. 燃費性能が下がる
    2. 車両価格が高い
      1. 【技術的な制約】軽自動車規格とパワーのジレンマ
      2. 【市場ニーズ】走りと燃費の両立を求めるユーザー思考
      3. 【価格戦略】付加価値と差別化
  4. 軽自動車ターボとコンパクトカーってどっちがいいの?
  5. 軽自動車ターボが本領発揮する場面を紹介
    1. 日常的に人を多く乗せて車を使用する
    2. 遠距離の移動が多いので頻繁に高速道路を走行する
    3. 重い荷物を乗せたり、たくさん荷物を乗せる場面が多い
    4. 普段通る道が坂道が多くて登るのにストレスを感じる
    5. 経費を抑えたいけど、パワーのある車に乗って快適に過ごしたい
  6. 軽自動車ターボの6種類のカテゴリー
    1. 【スーパーハイトワゴン】
    2. 【トールワゴン】
    3. 【SUV】
    4. 【ワンボックス】
    5. 【スポーツカー】
    6. 【コンパクトセダン】
  7. 軽自動車ターボの駆動方法
    1. 【FF】フロントエンジン・フロントドライブ
    2. 【4WD】
    3. 【FR】フロントエンジン・リアドライブ
    4. 【MR】ミッドシップエンジン・リアドライブ
  8. 軽自動車ターボのトランスミッションの種類
    1. 【AT・CVT】
    2. 【MT】
  9. 軽自動車ターボのメンテナンス
    1. ターボの維持管理はエンジンオイル交換がすべて
    2. 軽自動車ターボのメンテナンスは継続が超重要!
  10. 軽自動車ターボの中古車を選ぶ際の注意点
    1. ターボ車の特性を理解する
    2. 軽自動車ターボの中古車選びのポイント
  11. 車の買い方に不安がある人は「カーリース」をオススメします
    1. カーリースでの購入は数年後までの支出が明確になる
    2. カーリースのオススメサイトを紹介
  12. まとめ

ターボエンジンと普通のエンジン(NAエンジン)との違いを解説

ターボって聞くとなんか速くなるような、高性能な車についているイメージがありますよね。ここでは普通のエンジンとターボ付きのエンジンの違いについて解説します。

ターボエンジンとはエンジンのパワーを上げる過給機付きエンジンの事

引用元:ダイハツ千葉

ターボは排気ガスの流れを利用してエンジンにより多くの空気を取り入れ燃焼を促進し、より大きなパワーを生み出す装置です。

特に同じ排気量でもより多くのパワーを出したい場合に利用され、軽自動車などで重宝されています。 ターボエンジンは過給機を使って空気を強制的に送り込むため、同じ排気量のNAエンジンよりも多くのパワーを得ることができます。

近年では低燃費化技術の進歩により、ターボエンジンもNAエンジンと同等の燃費性能を持つようになっています。

ターボエンジンの動力特性

ターボエンジンは、低回転域ではトルクが少なくターボが効き始めるまで力不足を感じる場合がありますが、効果が現れると一気にトルクと出力が増加し力強い加速性能を示します。

高回転域ではNAエンジンに比べて伸びが劣ります。 ターボラグと呼ばれるアクセル操作に一瞬の遅れがある現象もありますが、最新技術によりその影響が軽減されています。

NA(自然吸気)エンジンは、シリンダー内に自然に流れ込む空気のみで燃焼を行うエンジンです。 空気量はスロットルバルブで制御され、燃料噴射量で出力が調整されます。 構造がシンプルで軽量、低コストなのが利点ですが、パワーを得るには排気量を大きくする必要があります

NAエンジンの動力特性

回転数が上がるにつれてトルクと出力が滑らかに増加し、幅広い回転域で力強く扱いやすい特性を持っています。

 ターボとNAの違いを焚き火で説明すると…

ターボエンジンとNAエンジンの燃焼方法の違いを身近なもので説明します。

NAエンジンは自然の空気を使ってそのまま燃焼される焚き火のようなもので、逆にターボエンジンは火吹き棒で強制的に空気を送って燃焼させるようなものです。

NA(自然吸気エンジン)の燃焼方法は自然に吸入された空気を燃焼させるため、アクセルを踏むとパワーがナチュラルに吹き上がるエンジンというのが特徴です。逆にターボエンジンはアクセル踏めば踏むほど空気をたくさん送り込みますので、あるエンジン回転からパワーが急上昇するのが特徴です。

軽自動車ターボのメリット

軽自動車ターボも長年の研究開発などを繰り返して、今の時代において役割が変化しクセのないものに進化を遂げてきました。

私も軽自動車を購入するときは必ずターボ搭載車を選択していきました。メリットがあるから何十年も軽自動車ターボに乗り続けています。その理由を紹介します。

同排気量の車でもパワーある走りができる

なんといっても力強い走りが得られます。同排気量の車でもパワーが必要な場面で走りの違いによってストレスを感じることなく走れます。

例えば子供の自転車をトランクに乗せて速く連れて帰りたい時などは重宝します。

普通車より経費を安く抑えられる

日本ならではの規格である軽自動車は、普通自動車に比べると圧倒的に維持費が安いです。その内容を細かく解説します。

軽自動車には特別な自動車税の優遇措置があります。普通車に比べて軽自動車は排気量が660cc以下に制限されており、そのため税金が非常に低く設定されています。

例えば、排気量に応じて税金が決まる普通乗用車に対して、軽自動車の税金は一律に設定されており、年間の自動車税は1万円程度(2024年時点)です。これが維持費の安さに大きく寄与しています。

項目軽自動車(自家用)普通車(自家用)
排気量660cc以下排気量別
自動車税(年額)10,800円29,500円~111,000円

軽自動車は一般的に保険料が安い傾向があります。軽自動車の購入者が安全運転をする傾向があり、事故率が低いという統計的なデータに基づいています。

修理費用も比較的低く抑えられるため、保険会社にとってリスクが少ないとみなされ、その結果として保険料が抑えられます。

軽自動車の車検費用も、普通車に比べて安価です。軽自動車は部品が比較的安価であり、また車検の際の点検項目も少ないため、整備費用や部品交換費用が低く抑えられます。

<<【軽自動車ターボ所有者は必見!】初心者でもわかる車検費用や必要なもの徹底解説!

都市部では駐車場代が高額になることがありますが、軽自動車専用の駐車スペースが設けられている場合、普通車に比べて割安な料金で駐車場を借りることができる場合があります。また、都市高速や高速道路では軽自動車区分が設定されて普通車より安くに設定されています。

区間軽自動車 普通車
高速道路
(東京-大阪)
8,810円
(ETC 6,170円)
10,840円
(ETC 7,590円)

上位モデルでの設定が多いので装備が充実

ターボ付きモデルになることによって、標準モデル車に比べて若干足回りの装備などが変わり、内装部品も豪華さが加えられます。

軽自動車ターボのデメリット

ターボ車にメリットもあれば、当然デメリットもあります。デメリットを理解すればターボへの不安感も無くなります。

燃費性能が下がる

ターボエンジンは排気ガスの力でタービンを回し、圧縮された空気をエンジンに送り込み、より多くの燃料を燃焼させてパワーを向上させますので多くの燃料を燃焼させます。

ターボエンジンの燃費性能とパワーの両立は難しいとされてきましたが、 近年では燃費向上技術の進歩により、燃費性能とパワーを兼ね備えたターボエンジンが増加しています。

ウメサワー
ウメサワー

私の軽自動車ターボは乗り始めて10年経ちます。夏と冬の燃費差はありますが、年数が経って燃費が落ちたということは全くありません。もちろん基本的なメンテナンスはしっかりやっています。

車両価格が高い

ターボ車は上位モデルになるケースが多いので、車両価格が高くなる可能性が高いです。

車種ターボエンジン車
【FF車・希望小売価格】
NAエンジン車
【FF車・希望小売価格】
【ホンダ】N-BOX Custom L2,024,0001,824,900
【ダイハツ】タントカスタム1,837,0001,749,000
【日産】デイズ ハイウェイスター1,674,2001,592,800
【スズキ】スペーシアカスタム1,883,2001,811,700

軽自動車ターボがなぜ上位モデルで価格高くなるのか以下の理由挙げられます。

軽自動車は排気量660cc以下という厳しい制約があります。限られた排気量で十分なパワーを生み出すには、技術的な工夫が必要不可欠です。ターボチャージャーは、排気ガスを利用してタービンを回転させ、圧縮した空気をエンジンに送り込むことで、パワーを効率的に向上させる技術です。

しかし、ターボシステムは高価で複雑な構造を持ち、軽量・小型化が求められる軽自動車に搭載するには技術的なハードルが高くなります。そのため、ターボ付き軽自動車は、必然的に高性能部品を採用し、綿密な設計と製造工程が必要となるため、上位モデルに集中せざるを得ない状況です。

近年、軽自動車ユーザーのニーズは多様化しており、燃費だけでなく、力強い走りや上質な乗り心地も求める声が高まっています。特に、高速道路での快適な巡航や、山道での力強い登坂性能は、従来の軽自動車では課題となっていました。

ターボエンジンは、こうしたニーズに応えられる動力性能を提供するため、走りを重視するユーザーから支持を集めています。しかし、ターボ車は燃費性能が低下する傾向があるため、燃費を重視するユーザーには敬遠されがちです。結果的に、ターボ付き軽自動車は、走りと燃費の両立を求める、より要求度の高いユーザー層に訴求する上位モデルに多く搭載されるようになっています。

ターボシステム搭載には、高価な部品や複雑な製造工程が必要となるため、車両価格が必然的に高くなります。ターボ付き軽自動車は、高性能エンジンという付加価値を提供することで、価格上昇を正当化し、利益率の高い商品として販売することができます。

ターボ車は競合車との差別化にも有効です。軽自動車市場は競争が激化しており、各社は独自性を打ち出すために様々な工夫を凝らしています。ターボエンジン搭載は、走行性能や乗り心地といった差別化ポイントとして効果的に機能するため、上位モデルに搭載することでブランドイメージの向上にも繋げることができます。

軽自動車ターボと比べられるのはコンパクトカーです。買うニーズや生活環境によって異なりますが、私は比較してなお軽自動車ターボをオススメします。

<<【軽自動車ターボvsコンパクトカー】比較してなお軽自動車ターボをすすめる理由を解説!

軽自動車ターボが本領発揮する場面を紹介

軽自動車ターボのメリットがどういう場面で活躍するのかを紹介します。あてはまる項目が一つでもある場合は軽自動車でもターボグレードを選択することをオススメします。

日常的に人を多く乗せて車を使用する

毎日子供を乗せて保育施設に連れていく事や、毎日高齢者を乗せて介護施設に連れていくなど、人を乗せる状況が多い人はターボ車がオススメです。常に人が乗るということは常に車の重量が増えている事なので、ターボの力を借りて快適に走行することでストレス軽減につながります。

遠距離の移動が多いので頻繁に高速道路を走行する

日常的に高速に乗って移動する人にはターボ車はオススメです。合流時の加速や追い越し時の加速でターボは大活躍です。左側車線を80km~90kmで走行中に先行車を追い越す時、右側車線の波に乗る必要があり、NA車だと迷うところもターボ車は迷うことなく追い越しが可能です

重い荷物を乗せたり、たくさん荷物を乗せる場面が多い

毎日の仕事などで多くの荷物を運ぶ人や、重い荷物を運ぶ人はターボ車がオススメです。人を乗せるケースと同じで、車の重量が増える状況ではターボの力を借りて快適に走行することでストレスが軽減できます。

普段通る道が坂道が多くて登るのにストレスを感じる

毎日山道を走る人や毎日勾配の多い地域を走る人はターボ車がオススメです。下りは良いにしても登りはターボの力が大いに役に立ちます。勾配の大きい上り坂を走る人のストレス軽減をすることはもちろんですが、勾配の緩やかな上り坂だと見てわからない事も多く、車の走りに不満を感じる人はターボ車に乗ることをオススメします。

経費を抑えたいけど、パワーのある車に乗って快適に過ごしたい

家族持ちの人や一人暮らしの人で、軽自動車しか維持できないけど快適に走りたい人にはターボ車がオススメです。毎日の通勤通学での運転での快適さはもちろんですが、車好きの人がドライブを楽しみたい人にもターボ車はオススメです。

ウメサワー
ウメサワー

私は通勤で片道20km以上ありますので、毎日快適にストレスなく通勤するためにターボ車を必ず選んでいます。

軽自動車ターボの6種類のカテゴリー

生活シーンや何を求めるかによって軽自動車の種類選択は変わってきます。軽自動車の種類は6種類ありますので紹介します。

【スーパーハイトワゴン】

引用元:ダイハツ工業株式会社 スズキ株式会社

軽自動車のスーパーハイトワゴンは「高さが1700mm以上」「後席両側がスライドドア」「車内の居住性が軽自動車規格いっぱいに確保されている」というのが特徴です。

普通車並みの居住空間の広さから、さまざまなシーンでの使い勝手の良さが人気で、販売シェアが約33%と軽自動車の中で一番のシェア率になっています。

スーパーハイトワゴンは車重が重いから動きが遅いという印象もありますが、ターボ車であればグイグイ快適に走行できます。

<<【2023年最新】軽自動車ターボのスーパーハイトワゴンのオススメ5選

【トールワゴン】

引用元:本田技研工業株式会社 スズキ株式会社

トールワゴンはどうしてもスーパーハイトワゴンと比べざるを得ません。トールワゴンのメリットは、車重が軽い事による燃費の良さや、満足できる居住空間があるものの高さは低いので風にあおられないなどの走行性の良さです。一人で使うことが多くそれなりの荷物が入れば良いという人にはオススメです。

<<【軽自動車ターボを買いたい人必見!】軽トールワゴンのターボ車おすすめ7選

ウメサワー
ウメサワー

私も長年トールワゴンを選択して乗っています。荷物も載せれて家族も載せれて、一人の時は快適にドライブできます。燃費も好調で夏場は20km/Lまで伸びます。

【SUV】

引用元:三菱自動車株式会社 スズキ株式会社

アウトドアブームも重なり、軽自動車SUVが人気になっています。普通車SUVと比べると、車体が小さい分小回りが効き、街乗りでの走行や車庫入れなど快適に過ごす事ができます。

さらに悪路走破性やシートアレンジの多彩さから、街乗りだけでなくアウトドアや車中泊などにも重宝します。ターボを搭載することで悪路走破性がさらに向上します。

<<【2024年最新版】軽自動車のSUVが大人気!ターボモデルのオススメ4選!

【ワンボックス】

引用元:ダイハツ工業株式会社、スズキ株式会社

ワンボックスの最大の特徴は圧倒的な積載能力です。仕事やレジャーなどでたくさん荷物を積みたい人にはオススメの車といえます。後席部分がフラットな空間になっているため、荷物積載量では軽自動車の中で最も多いです。

レジャー面では特にアウトドアでの活躍が目立ちます。車中泊用で車内を作り上げたり、荷物をしっかり持ってキャンプに出かけたり、後席部分をキャンピングカーのようにカスタマイズしたりとさまざまなシーンで重宝されます。

【スポーツカー】

引用元:本田技研工業株式会社 ダイハツ工業株式会社

スポーツカーは車の運動性能を追及した車です。とにかく速さを追及したい人にはオススメです。

軽自動車として重宝される理由は経費の安さです。普通車のスポーツカーに比べてランニングコスト、チューニングの費用などさまざまな面で軽自動車は費用が少なくて済みます。

実用性が犠牲にされているスポーツカーの場合は趣味の車として1台所有する方法が一番楽しめます。

<<【軽自動車で走りを堪能!】ターボスポーツカーの魅力とは?選び方とオススメ車種6選

【コンパクトセダン】

引用元:ダイハツ工業株式会社 スズキ株式会社

コンパクトセダンの特徴は本体価格の安さです。とにかくまずは車の移動手段を作りたい人にはオススメです。最近の軽自動車は豪華な装備がある中で、コンパクトセダンは必要最低限の装備しかついていないグレードなどもラインナップされています。ただ走るだけの軽自動車としても車体の軽さによる燃費の良さも魅力です。

軽自動車ターボの駆動方法

引用元:駆動方式-メカニック石井&Dゼロくんの走り屋アドバイス

現在の軽自動車購入の際には基本的にFFか4WDでの選択になります。かつては他の駆動方式もラインナップされていましたので紹介します。

【FF】フロントエンジン・フロントドライブ

軽自動車としてラインナップとして最も一般的なプラットフォームの一つです。FF車はフロント周りにエンジンとトランスミッションが搭載され、「車を動かす機関」がフロントに凝縮されています。

大きなメリットは、運転席はじめ車体後部に大きな部品を搭載する必要がないので室内空間や収納スペースを大きく確保することができます。普段使いとして悪路や雪道の走破性も問題なく、燃費が良いこともメリットだといえます。

【4WD】

軽自動車としても多くラインナップされているプラットフォームで、すべてのタイヤにエンジン動力が伝わるため、軽自動車でも非常にパワフルな運転が可能です。

重い荷物や人をたくさん乗せる場面でストレスなく運転でき、ターボ搭載車であればより快適な車での移動が可能です。

アウトドアなどで悪路や雪道を走る際も4WDの性能を最大限発揮し、安心できる走破性が魅力です。

【FR】フロントエンジン・リアドライブ

現在の軽自動車(トラックは除く)として純粋なFRのラインナップはありません。バブル期に本格的スポーツカーを製造していた頃にラインナップされていましたが、今では効率の良さや軽自動車への求めるものの変化により製造される事はありません。

エンジンパワーを直線上にリアタイヤに伝達する事ができ、車重配分も50:50が実現できることから「走ることに特化」した車を作る時に重宝されていました。かつてはターボエンジンとの組み合わせで、軽自動車とは思われないほど速い車が販売されていました。

【MR】ミッドシップエンジン・リアドライブ

MRもFR同様に現在のラインナップはありません。MRも走りを追及する車を作る時に採用されたプラットフォームです。

かつてはFRよりも製造コストが掛からないことや軽自動車規格内でできるスポーツカーとしてラインナップされていることもありました。加速性能や回答性、操縦性に優れ唯一無二の車を作る際に重宝されたラインナップです。

軽自動車ターボのトランスミッションの種類

【AT・CVT】

CVTの構造
ATの構造

現在の自動車製造の99%はAT車かCVT車となりました。軽自動車はCVTが大半を占め、各メーカーの研究・開発により走行快適性や省燃費が向上してきました。日本のような狭い国でストップ&ゴーが繰り返される運転が多い状況では、変速ショックが無くエンジン回転数と速度に応じた駆動状態にしてくれるためストレスのない運転が可能です。

【MT】

MTの構造

MT車の魅力はなんといっても自分で車を操っているという満足感や優越感です。自分でクラッチをつなげてシフトチェンジしないと車は進まないので、自分の運転次第で乗り心地や燃費も変わってきます。

MT車はAT・CVT車のようにクリープ現象がなく、発進時はギアに接続していません。AT・CVT車に比べて「踏み間違いによる事故」をはじめ全体の事故率は少ないというデータも出ています。

<<【軽自動車ターボのMTで楽しみたい方必見!】オススメのターボ&MT車種9選

軽自動車ターボのメンテナンス

ターボ車の購入を迷わせる要因の一つ、メンテナンスについて解説します。

  • ターボ車ではどんなメンテンナンスをすれば良いの?
  • メンテナンスをさぼるとどうなるの?
  • 長く乗るにはどうすれば良いの?

ターボの維持管理はエンジンオイル交換がすべて

ターボエンジンはエンジン内部だけでなく、ターボ内にもエンジンオイルを循環させてターボ機能を維持しています。エンジンよりも高回転で回るターボは、エンジンオイルにとってはとても過酷な環境で使用されていきます。的確な時期と的確な走行距離に応じて、エンジンオイル交換を確実に実施することによって、ターボエンジンが壊れる可能性は極めて少なくなります。

<<【軽自動車のターボは壊れやすい!?】軽自動車ターボのエンジンオイル交換を徹底解説

エンジンオイルにはさまざまな種類や粘度があります。愛車に最適なエンジンオイルを使用し、ターボエンジンをしっかり保護しましょう。

<<【軽自動車ターボオーナー必見!】元整備士が選ぶオススメのエンジンオイル7選

軽自動車ターボのメンテナンスは継続が超重要!

オイル交換や冷却水交換は通常のメンテナンスなので特別なことではありません。ただ、さぼらずにメンテナンスを継続する事が非常に重要です。

特にオイル交換は怠ると一気にエンジンの寿命が縮まりますので要注意です。

オイル交換をさぼり続けるととターボチャージャーが壊れます。そうなると高額な修理費用が必要になりますので要注意です。

<<【軽自動車ターボの寿命は短い?】軽自動車ターボの点検と整備のポイントを解説

ウメサワー
ウメサワー

メンテナンスをしっかり継続して行えば、13万キロでもめちゃくちゃ元気に走ってくれますよ。

軽自動車ターボの中古車を選ぶ際の注意点

軽自動車ターボの中古車は、前オーナーの乗り方やメンテナンス次第で車の程度がかなり左右されます。中古車を選ぶ際にどのような事を意識する必要があるのかを解説します。

ターボエンジン車を選ぶときはまずターボの特徴を理解し、納得して買う必要があります。

  • 燃費: ターボ車は、NA車に比べて燃費が悪くなる傾向があります。これは、ターボブーストがかかると燃費が大きく悪化するからです。特に、街乗りでのストップアンドゴーが多い場合は、燃費の悪化が顕著になります。
  • メンテナンス: ターボ車は、NA車に比べてエンジン内部の負荷が大きいため、定期的なメンテナンスが重要になります。特に、エンジンオイルはターボ専用のものを使い、こまめに交換する必要があります。また、タービン本体の故障は修理費用が高額になるため、購入前にタービンの状態をしっかりと確認する必要があります。
  • 車両状態: ターボ車は、NA車に比べて走行距離が伸びやすい傾向があります。これは、ターボ車の特性を活かした走りを楽しむ人が多いからです。中古ターボ軽自動車を購入する場合は、走行距離だけでなく、車体の状態もしっかりと確認する必要があります。

ターボ特性を理解した上で、中古ターボ軽自動車を選ぶ際には以下の点に注意しましょう。

  • 希望の車種を決める: ターボ軽自動車は、各メーカーから様々な車種が発売されています。まずは、希望の車種を決めることが重要です。車種を決める際には、ボディスタイル、燃費性能、価格などを考慮しましょう。
  • 走行距離をチェックする: ターボ車は、NA車に比べて走行距離が伸びやすい傾向があります。一般的に、軽自動車の寿命は10万kmと言われています。中古ターボ軽自動車を購入する場合は、走行距離が10万kmを超えていない車を選ぶことをおすすめします。
  • メンテナンス記録を確認する: ターボ車は、定期的なメンテナンスが重要です。中古ターボ軽自動車を購入する場合は、メンテナンス記録がしっかりと残っている車を選びましょう。
  • 試乗する: 中古ターボ軽自動車を購入する前に、必ず試乗しましょう。試乗することで、車の状態や乗り心地を確認することができます。

車の買い方に不安がある人は「カーリース」をオススメします

今までの車の買い方は、〇百万円をその場で現金で渡して購入したり、頭金を準備してローンを組んで買うという方法が主流でした。ただ今のご時世下記のように悩む方が多いです。

  • 車は乗りたいけど、維持費などが良くわからない。
  • 家族があるので大きな支出をしたくない。
  • 生活が変わるので車の買い替えをしたいが、大きな支出はできない。
  • 普段は車にあまり乗らないけど、いざというときには持っておきたい。
  • 2台目の車が欲しいけど、大きなお金が準備できない

車を買うことだったり、車を維持することは当然お金がたくさんかかります。その不安がクリアになれば安心して車に乗れますよね。車の買い方にもさまざまな方法が出てきて、今「カーリース」という購入方法に注目が集まっています。

カーリースは新車を購入する代わりにカーリース会社が車を購入し、毎月一定のリース料金を支払って乗るサービスです。カーリースを利用することは支出面で下記のようなメリットがあります。

頭金不要でカーライフを
始めやすい
カーリースでは頭金が不要なプランが多く用意されています。
好きなクルマにすぐ乗りたい方に適しています。
維持費も含まれる車検やメンテナンス料金などの維持費もカーリースに含まれています。
税金や自賠責保険込みの
定額制
カーリースの料金には法定費用も含まれており、
毎月の支払額が一定です。
ウメサワー
ウメサワー

カーリースは「購入する」というよりは「借りる」というイメージですね。車を買ってからの維持費を明確にできるのは、生活費も明確になるので非常に安心ですよね。

カーリースが良いことは分かったけど、どこを選べば良いかわからないという人には「DeNA_SOMPO_Carlife」をお勧めします。

DeNA_SOMPO_Carlifeの特徴
  • 頭金0円で、ボーナス払いなしで月額定額でクルマに乗れます。
  • 選べるメンテナンスプランと、全車種選択が可能(国産、輸入車)です。
  • シェアで維持費軽減が可能で、途中で返却または最後に購入できます。
  • 契約期間は充実しており、1〜9年までカスタマイズ可能です。
  • 即納車情報を毎月更新し、特選車は台数数・期間限定で車両本体価格をお値引きしています。

上記をわかりやすく動画で紹介しています。

引用元:株式会社DeNA_SOMPO_Carlife
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まとめ

今回は軽自動車ターボ車の特徴を紹介しました。

  • ターボとはより多くの空気を送り込んでパワーを出す装置です。
  • ターボ車は坂道走行、多人数乗車、高速道路走行、荷積載時の走行時に役に立ちます。
  • ターボ車は燃費が下がるといわれますが、そんなに気にするほど下がることはありません。
  • ターボ車の寿命は、エンジンオイルの管理で決まります。
  • ターボ車選びはメンテナンス状態が分かるものを選びましょう。

軽自動車は、車が必要な人にとってコストパフォーマンスもよいので必ず選択肢に入ってきますよね。

今までターボが必要ないと思ってた人も、一段上の走りを求めるのであれば是非ターボという選択をしてもらえると嬉しいです。

絶対に損はしないはずです。

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