- 車を買いたいが、軽ターボとコンパクトカーどちらが自分に適しているかわからない。
- 軽ターボとコンパクトカーが具体的にどれぐらいお金が掛かるのかが知りたい。
- どちらを買おうか迷っていて、長期的な視点で納得する方を選びたい。
お手軽に車を買いたいと思ったときに、コンパクトカーと軽自動車ターボが比べることが多く、どちらにしようか迷うことがありますよね。車自体の大きさやパワーなどはほぼ同じで、実際何がどう違うのかって意外とわからないですよね。
元自動車整備士で、8年間自動車のお医者さんとしてさまざまな車のさまざまな症状に直面し治療に従事してきました。今でも軽自動車ターボに乗って毎日通勤しています。
そこでこの記事では、軽自動車とコンパクトカーを比較して費用面や性能、特徴を徹底解説します。私は比較してなお軽自動車ターボをオススメします。
この記事を読めば、自分にとってどちらの車種を買うべきなのかがわかります。
軽自動車ターボとコンパクトカーの定義と特徴
軽自動車ターボとコンパクトカーで迷うときは、走行性能や車内空間が比較対象になりがちですが、まずはそもそもの定義と、それぞれの特徴を解説します。
軽自動車ターボの定義と特徴
軽自動車は、日本の道路運送車両法に基づいて定められた、日本独自の自動車規格です。排気量、車体寸法、定員などに制限があります。
軽自動車のサイズと寸法
軽自動車は日本独自の自動車規格で以下の基準を満たす必要があります
- 排気量: 660cc以下
- 車両サイズ: 長さ3.4メートル以下、幅1.48メートル以下、高さ2.0メートル以下
- 最大定員: 4名まで
軽自動車ターボのエンジンと性能
エンジン排気量は660ccでありながら、ターボチャージャーはエンジンの性能を向上させる装置です。排気ガスのエネルギーを利用してコンプレッサーを駆動し、エンジンに供給する空気の密度を高めます。これにより、以下のような効果が得られます。
- 出力の向上: 同じ排気量でも、より多くの燃料と空気を燃焼させることができるため、エンジンの出力が向上します。
- 燃費の向上: ターボ付き軽自動車は低回転域でも十分なトルクを発揮できるため、ターボによる過給効果が効率向上に寄与します。
軽自動車は64ps規制がありますので、低速域の加速は気持ちいいですが、高速域での加速は物足りないですね。
軽自動車ターボの室内空間と快適性
軽自動車は全長3.4メートル、全幅1.48メートルという規格に基づいて設計されています。技術の進歩で外観はコンパクトですが、室内空間の最大化が図られています。 エンジンや機械部品もコンパクト化が図られており、室内スペースが広く確保されています。
リアシートは前方に倒すことで大型の荷物を載せることが可能。 特に後部座席が独立して倒れる仕様は、フレキシブルな荷室アレンジを可能にします。 荷室も高さが確保されており、ゴルフバッグやベビーカーなどの大きな荷物も簡単に積むことができます。
コンパクトカーの定義と特徴
実はコンパクトカーという明確な定義はありません。通常都市部での利用を想定して設計された小型の自動車を指します。その定義や特性は市場や地域によって異なることがありますが、一般的には以下のような特徴を持っています。
コンパクトカーのサイズと寸法
コンパクトカーは、中型車や大型車よりも小さく、軽自動車よりも大きい車です。具体的な寸法は全長がおおよそ4メートルから4.5メートル、全幅が1.7メートルから1.8メートル程度が一般的です。
コンパクトカーのエンジンと性能
コンパクトカーのエンジン排気量は通常1000ccから1500ccの範囲で考えられます。小型のエンジンは燃費効率を向上させ、市街地走行に適しています。エンジンパワーはそれほど高くないことが多いですが、日常の走行には十分です。
コンパクトカーの室内空間と快適性
コンパクトカーは、小型でありながらも乗員の快適性を考慮して設計されています。前後席に大人が座れるスペースがあり、トランク容量も日常生活での買い物や短距離の旅行に適しています。シートアレンジや収納スペースの工夫によって、限られた空間を有効に活用しています。
コンパクトカーの燃費と環境性能
コンパクトカーは燃費性能が優れていることが多く、低燃費車やハイブリッド車、最近では電気自動車(EV)も増えています。燃料消費量が少ないため、二酸化炭素排出量も抑えられ、環境に優しい選択肢となります。
軽自動車ターボとコンパクトカーの定義と特徴の違いまとめ
軽自動車とコンパクトカーの定義を以下の表にまとめて解説します。
項目 | 軽自動車ターボ | コンパクトカー |
---|---|---|
定義 | 日本国内で特定の規格に基づいて 製造される小型自動車 | 明確な定義はないが、 軽自動車よりも大きく一般的に小型で経済的な自動車 |
エンジン排気量 | 最大660cc (ターボチャージャー付) | 通常1000ccから1500cc程度 (フルハイブリッド車がラインナップ) |
車両寸法 | 長さ:3.4m以下 幅:1.48m以下 高さ:2.0m以下 | メーカーやモデルによるが、一般的に以下の範囲内で設定 長さ:3.8m – 4.1m 幅:1.6m – 1.75m 高さ:1.4m – 1.55m |
定員 | 4人以下 | 通常5人 |
室内空間と 快適性 | 技術の進歩で エンジンや機械部品もコンパクト化が図られ、 室内空間の最大化が図られている。 | コンパクトカーはシートアレンジや収納スペースの工夫によって、 トランク容量も日常生活での買い物や短距離の旅行に最適なスペースがある。 |
価格帯 | 100万円から200万円程度 | 150万円から300万円程度 |
定義を比較してもそれほど大きな違いが無いように見えますが、軽自動車ターボとコンパクトカーの特徴をしっかり捉えることによって、良さや悪さが見えてくるので以下の記事をしっかり参照にしてください。
軽自動車ターボとコンパクトカーの走行性能と安全性能の比較
車の基本である「走行性能」「安全性能」を軽自動車ターボとコンパクトカーとで比較します。車を買う上で一番重要で一番重視する所です。
走行性能の比較
軽自動車ターボとコンパクトカーは、それぞれ異なるニーズに応じた車種です。都市部での短距離移動や駐車のしやすさを重視するなら軽自動車が適していますが、長距離移動や高速道路での安定した走行性能を求めるならコンパクトカーが優れています。選択する際には、自分の使用目的に応じて最適な車種を選ぶことが重要です。
項目 | 軽自動車ターボ | コンパクトカー |
---|---|---|
エンジン排気量 | 660cc以下 | 1000cc〜1500cc程度 |
エンジン出力 | 50-64馬力 | 70-120馬力 |
ターボチャージャー | 一部モデルに搭載 | 多くのモデルに搭載 |
ハイブリッド | マイルドハイブリッド | フルハイブリッド |
車両重量 | 700-900kg | 900-1200kg |
車体サイズ | 小型、取り回し良好 | 軽自動車よりやや大きいがコンパクト |
高速走行安定性 | 低い | 高い |
加速性能 | 高い | 高い |
都市部での取り回し | 非常に良い | 良い |
安全性能の比較
軽自動車とコンパクトカーの安全性能の違いは、主に車体構造、衝突安全性能、安全装備、事故時の乗員保護能力に起因します。軽自動車は経済的な利点がある反面、安全性能ではコンパクトカーに劣る傾向があります。コンパクトカーは安全装備が充実しており、自動車規格においても有利な設計が可能なため、全体的により高い安全性能を持つことが多いです。
項目 | 軽自動車 | コンパクトカー |
---|---|---|
車体構造とクラッシャブルゾーン | 軽量化重視で強度が低い傾向。クラッシャブルゾーンが狭い。 | 車体が大きく強度が高い。クラッシャブルゾーンが広い。 |
衝突安全性能 | 衝突安全試験でコンパクトカーより低いスコアになることが多い。 | 衝突安全試験で軽自動車より高いスコアを得ることが多い。 |
安全装備 | 基本的な安全装備はあるが、モデルによって異なる。 | 多くの先進安全装備が標準またはオプションで提供される。 |
事故時の乗員保護 | 車両重量が軽く、衝突時のエネルギーが乗員に伝わりやすい。 | 車両重量が重く、衝突時のエネルギー吸収能力が高い。 |
軽自動車ターボとコンパクトカーの維持費比較
車を買う上で重視されるのは「維持費」、いわゆるお金です。生活の一部になるのでお金とは切っても切れない関係になります。維持費に関して軽自動車ターボとコンパクトカーを比較します。
軽自動車ターボの主な維持費
軽自動車ターボの維持費には以下の主な項目があります。各項目について具体的な金額を挙げて解説します。
自動車税(軽自動車税)
- 軽自動車税:10,800円
乗用軽自動車の場合の金額です。ターボ車であっても通常の軽自動車と同じ税率が適用されます。
自賠責保険(強制保険)
- 自賠責保険(2年契約):17,540円
自賠責保険は強制加入の保険で、車検時に更新することを考えて2年で契約することが多いです。
任意保険
- 任意保険:50,000~100,000円(年齢や補償内容で変化)
任意保険は、加入者の年齢や運転歴、補償内容によって大きく異なります。若年層や初心者運転者の場合はさらに高くなることもあります。
車検費用
- 自賠責保険料: 17,540円(24か月)
- 重量税: 6,600円(エコカー減税適用なしの場合)
- 検査手数料: 1,700円
- 整備費用: 20,000円~50,000円(内容により異なる)
合計: 約50,000円~80,000円
車検は2年ごとに行われ、費用には法定費用(自賠責保険料、重量税、検査手数料)と整備費用が含まれます。
<<【軽自動車ターボ所有者は必見!】初心者でもわかる車検費用や必要なもの徹底解説!
燃料費
軽自動車ターボの実燃費はリッターあたり約15km~20km程度が主流です。年間走行距離10,000kmと仮定し、ガソリン価格がリッター160円の場合、燃料費は約80,000円~107,000円程度となります。
現在軽自動車でもハイブリッド車が販売されています。ただ軽自動車のハイブリッドは「マイルドハイブリッド」と呼ばれていて、普通車のハイブリッド車に比べ、燃費の大きな向上は期待できません。マイルドハイブリッドのモーターは出力が小さいため、モーターのみで車を動かすことが出来ないことが要因です。
コンパクトカーの主な維持費
軽自動車ターボと同様にコンパクトカーの維持費も各項目について具体的な金額を挙げて解説します。
自動車税
- 自動車税排気量(1001cc~1500cc以下):30,500円
普通車と軽自動車の自動車税は大きく違います。普通車はエンジンの排気量に基づいて計算されているので金額ぜんぜん違ってきます。(乗用軽自動車は一律10,800円)
自賠責保険(強制保険)
- 自賠責保険料(2年契約):17,650円
自賠責保険は、交通事故による被害者への補償を目的とした強制保険です。以前は軽自動車とコンパクトカーでかなり金額で差がありましたが、今はそれほど変わらない金額です。
任意保険
- 年間保険料の目安:50,000円~150,000円
任意保険は、事故の際に自分や相手の損害をカバーするための保険です。この金額は軽自動車とコンパクトカーで大きな違いはありません。自分の身を守る金額ですのでピンキリになります。
車検費用
- 自賠責保険料: 17,650円(24か月)
- 重量税: 24,600円(エコカー減税適用なしの場合)
- 検査手数料: 1,800円
- 整備費用: 50,000円~100,000円(内容により異なる)
合計: 約90,000円~120,000円
車検は税金の支払いが多いため、軽自動車ターボとの金額の差が大きくなります。車を所有するうえで車検の予想金額が車種選択の大きな要因になります。
燃料費
燃料費は、年間の走行距離と燃費によって異なります。ここでは、年間10,000km走行し、ガソリン価格は160円/Lとします。コンパクトカーにはハイブリッド設定がありますので、ガソリン車とハイブリッド車で比較しましょう。
車別 | 年間走行距離 | 燃費 (km/L) | ガソリン単価 | 年間燃料費 |
---|---|---|---|---|
ガソリン車 | 10000km | 16.5 | 160円 | 約97,000円 |
ハイブリッド車 | 10000km | 32 | 160円 | 約50,000円 |
軽自動車ターボとコンパクトカーの維持費の比較まとめ
自動車を持つ上で重要な費用に関して、軽自動車ターボとコンパクトカーの維持費の違いを表にまとめました。
項目 | 軽自動車ターボ | コンパクトカー (ガソリン車) | コンパクトカー (ハイブリッド車) |
---|---|---|---|
自動車税 | 10,800円 | 30,500円 | 30,500円 |
自賠責保険 | 17,540円(2年) | 17,650円(2年) | 17,650円(2年) |
任意保険 | 約50,000~100,000円 | 約50,000~150,000円 | 約50,000~150,000円 |
車検費用 | 約50,000~80,000円 | 約90,000~120,000円 | 約90,000~120,000円 |
燃料費 | 約80,000~107,000円(年間) | 約97,000~110,000円(年間) | 約50,000円~75,000(年間) |
維持費面で比較すると、自動車税と車検費用(中でも重量税)の違いが大きいため、軽自動車ターボの方が維持費面では安くなります。
軽自動車ターボとコンパクトカーはどうやって選ぶ?
選択基準のポイントは「用途」「性能」「経済性」「安全性」「ライフスタイル」という観点で解説します。具体的な車種選びについては、実際にディーラーで試乗してみたり、具体的なニーズに合わせて各モデルの特性を比較検討することをオススメします。
軽自動車ターボを選択するのに適している人
- 予算重視: 車両価格や維持費を低く抑えたい人。
- 日常の移動がメイン: 街乗り中心で、高速道路をあまり利用しない人。
- 荷室容量をそこまで重視しない: 日常的に特に荷物は載せず、移動手段として使う人。
- 運転が好き: 軽快な走りとターボの加速感を楽しみたい人。
- 週末に短距離ドライブを楽しみたい: 近場のドライブで有料道路を少し使いたい人。
- セカンドカーとして利用する方: 趣味感覚の車を所持したい人。
軽自動車ターボを選ぶ前に高速道路の利用頻度、乗車人数や荷物の量、長距離ドライブの頻度を確認しましょう。車に対して高負荷になることが予想される場合は、コンパクトカーを選択する方が良いです。
コンパクトカーを選択するのに適している人
- 広い室内空間と快適性を求める人:長距離ドライブを頻繁に行う。荷物をたくさん積みたい。レジャーや旅行に頻繁に行く人。
- 安定した走行性能と安全性を求める人:高速道路をよく利用する。山道や悪路を走る機会が多い。高速道路での安定性や先進安全装備を求める人
- 燃費性能よりも快適性や利便性を重視する人:街乗りがメイン。静粛性や乗り心地を重視する。最新装備や快適装備を求める人
- 将来の家族構成やライフスタイルの変化に備えたい人:将来的に家族が増える可能性がある。趣味や仕事で車を使う機会が増える可能性がある。遠方に引っ越す可能性がある。将来のライフスタイルの変化にも対応できる余裕が欲しい人。
特にフルハイブリッド車を買いたい人はコンパクトカーを選択すると良いです。ハイブリッドの省燃費性を一番感じることが出来るのがコンパクトカーです。
それでも軽自動車ターボをオススメする理由
軽自動車ターボとコンパクトカーを比較してきましたが、それでも私は軽自動車ターボをオススメします。軽自動車はターボを搭載することで走行性と快適性が一段アップしますし、やはりお金の面で一番優位な車種です。
<<【軽自動車でターボは必要?】車選びに必見!ターボのおすすめ理由を徹底解説!
走りは軽自動車ターボとコンパクトカーでそんなに変わらない
前述した通り、軽自動車ターボのエンジンの排気量は660cc以下と小さいため、通常のコンパクトカー(排気量1000ccから1500cc程度)に比べて加速が遅いとか、軽快に走らない印象を持つ人もいます。軽自動車にターボチャージャーを搭載することで、加速の遅さはかなり軽減されていて、巡航時の軽快さもひと昔の軽自動車ターボに比べてかなり改善されています。
唯一コンパクトカーのハイブリッド車には、走り出しの軽快感では勝てないかもしれません。モーター駆動の静粛性とスムーズさにエンジンはかなわないところがあるので。ただハイブリッド車はその分車両重量が増加します。加速時は軽快かもしれませんが、曲がったり止まったりするときやエンジン使用時の再加速はもっさりする所があるので、それを踏まえても軽自動車ターボの方が常に軽快に走行してくれますよ。
軽自動車なのに普通車並みの先進的技術が搭載されている
最近の軽自動車ターボは、先進的な運転支援システムや安全装備が充実しています。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報、アダプティブクルーズコントロールなどが標準またはオプションで装備されており、安心して運転することができます。
かつては普通車でも上記装備が搭載されていると、高級車と言われることもあったのに今では軽自動車にも普通に搭載されるようになりました。
なんといってもランニングコストが安い
税金面でコンパクトカーより安い面はお伝えしましたが、軽自動車ターボは税金面以外にもコスト面で優遇されるケースが多いです。
有料道路や高速道路の料金が普通車より安い設定
軽自動車は、普通車よりも高速道路の通行料金が安く設定されています。これは、NEXCOなどの高速道路管理会社が設定している料金体系において、軽自動車が普通車よりも低い料金区分に分類されているためです。具体的な割引率は路線や区間によって異なりますが、一般的には普通車の料金の約80%程度が軽自動車の料金となることが多いです。
有料道路 | 普通車 (ETC2.0) | 軽自動車 (ETC2.0) | 料金差額 |
---|---|---|---|
東名高速道路 (東京~大阪) | 10,840円 | 8,810円 | 2,030円 |
東北自動車道 (東京~青森) | 14,000円 | 11,200円 | 2,800円 |
山陽自動車道 (大阪~山口) | 11,970円 | 9,770円 | 2,200円 |
九州自動車道 (福岡~鹿児島) | 7,630円 | 6,130円 | 1,500円 |
ランニングコストを考えるときに意外と盲点になる部分です。高速道路や有料道路をよく使う人は軽自動車の恩恵を受けることが多くなります。
駐車場代
都市部では、軽自動車専用の駐車スペースが設けられていることがあり、その場合、普通車よりも駐車料金が安く設定されていることが多いです。特に、駐車場のスペースが限られている場所では、軽自動車の駐車が優先されることがあります。
【重要ポイント】軽自動車ターボのメンテナンスは非常に重要
どんな車でもメンテナンスは重要ですが、軽自動車ターボは特にメンテナンスを重視する必要があります。きめ細やかなメンテナンスで愛車の寿命を延ばしましょう。普通車に比べて部品代や工賃は安くなりますので、しっかりメンテンナンスすることが本当に重要です。
<<【軽自動車ターボの寿命は短い?】軽自動車ターボの点検と整備のポイントを解説
快適装備などが標準になってきた分、逆にボンネット内の空間にしわ寄せがきています。空気の通りが悪くエンジン冷却性能があまりよくありません。こまめなメンテナンスが非常に重要になってきます。
定期的なエンジンオイル交換が非常に重要
エンジンオイル交換を定期的に行うこと事が非常に重要です。軽自動車ターボのエンジンは、普通車のターボエンジンに比べてシビアな状況で動作し続けます。エンジンオイルの劣化が早いのが特徴のエンジンです。
<<【軽自動車のターボは壊れやすい!?】軽自動車ターボのエンジンオイル交換を徹底解説
<<【軽自動車ターボオーナー必見!】元整備士が選ぶオススメのエンジンオイル7選
エンジンに不調を感じたらどうすれば良い?
車に詳しくない人でもエンジンの不調を感じることはできますが、感じる時はかなり症状が進んできていると想像できます。メンテナンスを怠らなければエンジンが不調になる可能性が非常に低いですが、エンジンが不調になった場合は、すぐに専門業者に見てもらうことが必要になります。
<<【軽自動車ターボオーナーは必見!】ターボ故障の症状と対処法を徹底解説!
軽自動車ターボの車種を紹介
【スーパーハイトワゴン】
引用元:ダイハツ工業株式会社 スズキ株式会社
軽自動車のスーパーハイトワゴンは「高さが1700mm以上」「後席両側がスライドドア」「車内の居住性が軽自動車規格いっぱいに確保されている」というのが特徴です。
普通車並みの居住空間の広さから、さまざまなシーンでの使い勝手の良さが人気で、販売シェアが約33%と軽自動車の中で一番のシェア率になっています。
スーパーハイトワゴンは車重が重いから動きが遅いという印象もありますが、ターボ車であればグイグイ快適に走行できます。
<<【2023年最新】軽自動車ターボのスーパーハイトワゴンのオススメ5選
【トールワゴン】
引用元:本田技研工業株式会社 スズキ株式会社
トールワゴンはどうしてもスーパーハイトワゴンと比べざるを得ません。トールワゴンのメリットは、車重が軽い事による燃費の良さや、満足できる居住空間があるものの高さは低いので風にあおられないなどの走行性の良さです。一人で使うことが多くそれなりの荷物が入れば良いという人にはオススメです。
<<【軽自動車ターボを買いたい人必見!】軽トールワゴンのターボ車おすすめ7選
私も長年トールワゴンを選択して乗っています。荷物も載せれて家族も載せれて、一人の時は快適にドライブできます。燃費も好調で夏場は20km/Lまで伸びます。
【SUV】
引用元:三菱自動車株式会社 スズキ株式会社
アウトドアブームも重なり、軽自動車SUVが人気になっています。普通車SUVと比べると、車体が小さい分小回りが効き、街乗りでの走行や車庫入れなど快適に過ごす事ができます。
さらに悪路走破性やシートアレンジの多彩さから、街乗りだけでなくアウトドアや車中泊などにも重宝します。ターボを搭載することで悪路走破性がさらに向上します。
<<【2024年最新版】軽自動車のSUVが大人気!ターボモデルのオススメ4選!
【ワンボックス】
引用元:ダイハツ工業株式会社、スズキ株式会社
ワンボックスの最大の特徴は圧倒的な積載能力です。仕事やレジャーなどでたくさん荷物を積みたい人にはオススメの車といえます。後席部分がフラットな空間になっているため、荷物積載量では軽自動車の中で最も多いです。
レジャー面では特にアウトドアでの活躍が目立ちます。車中泊用で車内を作り上げたり、荷物をしっかり持ってキャンプに出かけたり、後席部分をキャンピングカーのようにカスタマイズしたりとさまざまなシーンで重宝されます。
【スポーツカー】
引用元:本田技研工業株式会社 ダイハツ工業株式会社
スポーツカーは車の運動性能を追及した車です。とにかく速さを追及したい人にはオススメです。
軽自動車として重宝される理由は経費の安さです。普通車のスポーツカーに比べてランニングコスト、チューニングの費用などさまざまな面で軽自動車は費用が少なくて済みます。
実用性が犠牲にされているスポーツカーの場合は趣味の車として1台所有する方法が一番楽しめます。
<<【軽自動車で走りを堪能!】ターボスポーツカーの魅力とは?選び方とオススメ車種6選
【コンパクトセダン】
引用元:ダイハツ工業株式会社 スズキ株式会社
コンパクトセダンの特徴は本体価格の安さです。とにかくまずは車の移動手段を作りたい人にはオススメです。最近の軽自動車は豪華な装備がある中で、コンパクトセダンは必要最低限の装備しかついていないグレードなどもラインナップされています。
車の買い方に不安がある人は「カーリース」をオススメします
今までの車の買い方は、〇百万円をその場で現金で渡して購入したり、頭金を準備してローンを組んで買うという方法が主流でした。ただ今のご時世下記のように悩む方が多いです。
- 車は乗りたいけど、維持費などが良くわからない。
- 家族があるので大きな支出をしたくない。
- 生活が変わるので車の買い替えをしたいが、大きな支出はできない。
- 普段は車にあまり乗らないけど、いざというときには持っておきたい。
- 2台目の車が欲しいけど、大きなお金が準備できない。
車を買うことだったり、車を維持することは当然お金がたくさんかかります。その不安がクリアになれば安心して車に乗れますよね。車の買い方にもさまざまな方法が出てきて、今「カーリース」という購入方法に注目が集まっています。
カーリースでの購入は数年後までの支出が明確になる
カーリースは新車を購入する代わりにカーリース会社が車を購入し、毎月一定のリース料金を支払って乗るサービスです。カーリースを利用することは支出面で下記のようなメリットがあります。
頭金不要でカーライフを 始めやすい | カーリースでは頭金が不要なプランが多く用意されています。 好きなクルマにすぐ乗りたい方に適しています。 |
維持費も含まれる | 車検やメンテナンス料金などの維持費もカーリースに含まれています。 |
税金や自賠責保険込みの 定額制 | カーリースの料金には法定費用も含まれており、 毎月の支払額が一定です。 |
カーリースは「購入する」というよりは「借りる」というイメージですね。車を買ってからの維持費を明確にできるのは、生活費も明確になるので非常に安心ですよね。
カーリースのオススメサイトを紹介
カーリースが良いことは分かったけど、どこを選べば良いかわからないという人には「DeNA_SOMPO_Carlife」をお勧めします。
上記をわかりやすく動画で紹介しています。
引用元:株式会社DeNA_SOMPO_Carlife
まとめ
今回は軽自動車ターボとコンパクトカーを比較しました。
- 軽自動車ターボの定義はあるが、コンパクトカーの明確な定義はない
- 定義を比較するとそれほど大きな違いがない。
- 走行性能を比較すると、コンパクトカーにはフルハイブリッド車のラインナップがある。ガソリン車の街乗りはそれほど変わりがない。
- 安全性能を比較すると、コンパクトカーの方が規格に縛られることがなく、安全機能を搭載することが出来る。
- 維持費面で比較すると、軽自動車ターボの方が税金が圧倒的に安い。
- 軽自動車は税金以外にも、高速道路料金や駐車場料金で優遇される。
車を買う時によく比べられる、軽自動車ターボとコンパクトカーについて解説しました。軽自動車ターボは安全面で少し不安を感じる人がいるかと思いますが、今の安全先端技術は軽自動車にも導入されています。また走りや経済面で見ても軽自動車ターボは申し分ないパフォーマンスを発揮してくれますので、私は軽自動車ターボをオススメします。
コメント